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受容的な態度で2

クラスに問題を起こす子どもがいたとする。
クラスの雰囲気を壊し、教師に反抗し、当番はサボる。

さて、このようなとき教師はどうすればよいのだろうか。

「いけないことはいけないことで、それを容認することはできない。」

確かにそのとおりである。
しかし、その前にすることがあるのではないだろうか。

問題を起こす子どもがいると、教師はその生徒の問題行動を正そうとする。
確かにそれは正しいのであるが、その前にすることがある。

人間関係ができているかどうかである。
できていなければ、いきなり否定するしかなくなる。
それも、行動を否定するならまだしも、へたをすると、本人を否定するようなことになりかねない。
そうなってしまったら、問題は泥沼化してしまう。
気がつけば、子供たちをほったらかしで、会議ばかりしている。
生徒と関わり合わなければならない時間すら割いて、会議をしている。
これは何か変だ。
そう思わないだろうか。

もう一つ、クラスのその他の子どもたちである。
大半は、まじめによく頑張っている。
にも関わらず、問題のある子どもにだけかかり切りになり、
本当は一番に「よく頑張っているね。」と
声をかけなければいけない子どもたちが、
何の言葉もかけられず、ただそのままになってしまう。
これは何か変だ。
そうは思わないだろうか。

やはり、人間関係づくりである。
教師と子ども、子ども同士、教師同士の人間関係づくりである。
その根底にあるものは、やはり「信頼関係」ではないだろうか。
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