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ある小学校の校長先生と話したこと

機会があって、ある小学校の校長先生と話した。

その学校には、特別支援学級がある。
知的 1組
自閉 1組

特に、自閉のクラスには、複数学年の児童が在籍し
設置基準上、担任は1名である。
支援員を加えても2名。

また、教室は普通教室で、パーティションなどもなく、
ただ、机が並べられ、複式の授業をしているのと同じ。

こんなことがあってよいのだろうか。
なにか間違ってはいないか。
これで、合理的配慮をしろというのは
物理的に無理ではないか。

障害者支援法によれば、合理的配慮がなされない場合
設置者は云々である。

設置基準がそうであれば、設置基準が合理的配慮を妨げている。

確かに、自閉症スペクトラムの子どもたちと関わるのはエネルギーが必要である。
ただ、何の手立てもなく、困ったといって時間が過ぎるのであれば
これほど不幸なことはない。

誰にとって不幸か。
もちろん、本人にとってである。

もう少し考えて下さいよ。
お役所の先生方。
予算を審議する先生方。
お願いしますよ。
こんなことでは、インクルーシブな社会は
いつまでたっても、実現しないじゃないですか。

分かってますか!!!

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