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障害を正しく教えましょう

学校で行われる人権に関する授業などで、
障害者を対象とした内容を取り扱うのを見かける。

その中で、よく耳にする言葉がある。
「みんなも、苦手なことがいくつかありますね。」

これ、何となく聞き逃しがちだが、障害を正しく教えていない。

ここでいわれている、「みんな」とは「健常者」のことをさすのであろう。
しかし、健常者の「苦手なこと」は、努力すれば克服できることである。

一方「障害」は本人が努力しても克服できないから、「障害」なのである。

これを、同一視するということは、障害を正しく教えているとはいえない。

これは、教師自身が持っている「人権感覚」「人権意識」の問題である。

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公共の場でのマナーはどうなっているんだ

2ヶ月ほど前のことである。
地域のあるイベントに参加した。

参加者は、小学生・中学生・高校生から高専・大学生などを含めた大人まで。
私は、自分の学校の生徒たちを連れて参加していた。

イベントの内容は省略するが、イベント後閉会式までしばらく間があった。
参加者は、草の広場で三々五々過ごしていた。

すると、その一角で小学生の一団がサッカーボールを出して円陣パスを始めた。
そこまではよかったのだが、やがて円陣は崩れ、人々の間をぬってパスが始まった。
「危ないなぁ。」と思っていたところ、一人の男の子のキックしたボールがそれて、
座っている人に当たった。
思わず叫んでいた。
「危ない!ここはサッカーをする場所じゃないよ!」
小学生の一団は、何も言わず(当然謝りもせず)すーっと移動して向こうに行ってしまった。
サッカーを指導している大人が来ているはずなのだが、何も感じないのだろうか。
それとも、それは普通のことで、危ないと思う方がおかしいのだろうか。

もう一つ。
閉会式が始まってからである。
まず、イベントの入賞者の表彰とメダルの授与が始まった。

私たちの横には、大学生らしい集団が20名ばかり並んでいた。
自分たちのグループの一人にメダルが授与されることになったとき、
「ひゅー!」「いぇー」大騒ぎである。
まあ、そこまではいいとして、問題は次である。
最後に、主催者の挨拶が始まった。

横のグループの後ろの方で話が始まった。
全く関係のない話を、大きな声で。
「うるさいなぁ。」と思っていた。

しかし、次第に大きな声になり、とうとうマイクを通した主催者の声すら聞こえなくなった。
「うるさい!」と言おうとした瞬間、
「静かにしなさい。主催者が挨拶をしているんだから、ちゃんと聞くべきでしょう。」
と、同僚が抑えた声で伝えた。

話し声は小さくなった。
しかし、
しかしである。
なんと、小声で
「なにあれ。」「おかしいんじゃない!」だと。

自分たちで勝手に集まって騒いでるんじゃない。
主催者がいて、そのイベントに参加しているんだ。
きちんと話を聞くのが当然ではないのか。

それとも、私たちがおかしいのだろうか。
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