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教師面

教師が生徒の前に立ったら
生徒は言うことをきくものである。

そのような幻想を
信じてやまない教師が多い。

そんな時代は30年以上前に消えている。

考えてみれば簡単なことだ。

教室で授業が始まる。
「さあ、教科書の56ページを開いて。」
一斉に、教科書が開き、生徒は教師の方を向いて次の指示を待っている。

まるで、軍隊だ。

このようになることを期待し目指しているのは正しいのだろうか。

ある時代を懐かしみ、その時代の指導が、是であるかのごとく振る舞うなら
間違いである。

生徒一人ひとり人格を持ち、違う個性を持っている。
その集まりである学級なり学年に対して、一言、指示を出せばとおるだろうか。

生徒との人間関係を、信頼関係を築き、集団を育ててこそ、指示がとおる。
指導が成り立つ。

そのことをせずして、生徒を攻めるのは間違いである。
職務放棄といってよい。



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